Story

ROUND9

“生きる術は片手じゃ足りないが、生き方はそれでも余る”

マックの脳に移植されたチップ「Brain Encoding System(通称ベス)」の安全性について疑念を覚えたゆき子だったが、経営者としての責任と、自身の理念との間で、どう動くべきなのか思い悩む。南部の墓前で偶然ジョーに出くわしたサチオは、相変わらず激しく拒絶する。少しの溝も埋まらないふたりを表すかのように、番外地にはまたしても台風が近づいていた―。

脚本:真辺克彦

絵コンテ:矢野博之

演出:熨斗谷充孝